なぜCOBOLなのか
閑話休題
今の時代になぜCOBOLなのか?
『現行システムがCOBOLだからでしょ』と言ってしまっては身も蓋もありません。でも、大多数の方(特に若い方)はそう思うのではないでしょうか。私自身も前々からVBやRDBを使用して…と考えていた時期もありますし、実際にプロトタイプを作成した事もあります。しかし…個人的にはVBとかCとか嫌いなんですよね~(^^;
どうにも馴染めない、と言うよりもハッキリ言って
低級言語じゃないですか~~~!
言い過ぎでしょうか?
でも思うんです。オブジェクト指向も良いですが、簡単な事をするのに非常に手間が掛かります。まぁ私が勉強不足なのかもしれませんけど、売上入力一つ作るのにもえらく手間の掛かること。機能が多すぎて使いこなせない家電のような感じがありますね。それに資料を残し難いのも良くないですね。確かに資料として出す事はできても、使えるかどうかは別の話なので。。。
私は構造化プログラミングが流行り出した辺りの世代ですので、シンプルな構造が好きですし、部品的な使いまわしもCOBOLの方が直感的に分かり易いと思います。もっとも証券・銀行系とかの大規模システムなら違うかもしれません。潤沢な資金と人材を確保できる業界なら時代の最先端を突っ走れます。でも私の会社は普通の会社ですし、販売・在庫管理が基幹処理ですからね。潤沢な資金もありませんし使う気もありません。なので凝った仕掛けは必要ない、足りない分は智恵と手間で乗り切る、というのが基本です。
とにもかくにも高級言語として昔から親しまれ、機能を拡充してきたCOBOL。まだまだ捨てた物ではありません。むしろ進化しています。WEBにも対応していますからPearlなんか使うよりも、きっと素敵で楽に構築できると思います。うちでは使いませんけど(^^;
「今時COBOLなんて」ではなく、「今だからCOBOL」です。
そして年代を問わず分かり易い言語ですから、将来に渡って引き継ぐにはベストな言語です。
バージョンアップを頻繁に行っている言語では、将来が不安ですからね。。。
元記事:2006/12/14
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